結婚式招待状「時候の挨拶」季節や月ごとの季語やマナー早わかり文例集!
時候の挨拶とは、季節の移り変わりやその心情を表す言葉で、四季豊かな日本ならではの美しい習慣です。 文中の頭語に続く「〜の候」などが時候の挨拶です。
この記事では、結婚式招待状での基本的なマナーや一般的に使われている各月の「時候の挨拶」と例文を紹介していきます!
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基本的なマナー
まず、基本的なマナーをご紹介★
1.結婚式を挙げる時期ではなく、招待状を出す時期で選ぶ。
よく誤解されているところですが、時候の挨拶は「招待状を出す時期」にあったものを選びましょう。
ファヴォリクラウドでは、季節にそぐわない時候の挨拶で招待状を出してしまわないように、お二人の投函日から自動的に適した時候の挨拶から選べるようになっているので安心!
2.両親の名前で出したり、形式を重んじた文章では漢語調(「〜の候」など)が一般的
結婚式は両家からの正式な手紙なので、形式を重んじた文章がふさわしい場合が多いです。そのような場面では「初秋の候」というように漢語調の挨拶がのぞましいとされています。また、「〜のみぎり」という「〜の候」を少し和らげた表現もよく使われます。
3.カジュアルなパーティーでは「うららかな初日の光を仰ぎ」などの文体もOK
ゲストが友人知人などが中心のパーティーでは文章的な表現もよく使われます。これらはあくまでもマナーなので、必ずという決まりはありません。お二人らしくアレンジしても喜ばれますよ★
各月の時候の挨拶文
ここでは各月の時候の挨拶文とその例文をご紹介します。
より形式を重んじた表現は*と表記しています。
婚礼に限らずビジネスシーンの礼状などにも使われています。
1月
●新春の候*
●初春の候*
●迎春の候*
●うららかな初日の光を仰ぎ
●穏やかに年が明け
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様に
お集まりいただき ささやかな披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ご来臨の栄を賜りたく 謹んでご案内申し上げます
敬白
2月
●立春の候*
●向春の候*
●梅花の候*
●梅のつぼみもふくらみはじめ
●梅花もほころび
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様に
お集まりいただき ささやかな披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ご来臨の栄を賜りたく 謹んでご案内申し上げます
敬白
3月
●早春の候*
●春暖の候*
●花便りの聞かれる今日このごろ
●春まだ浅く
●春色にわかに色づき
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様に
お集まりいただき ささやかな披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ご来臨の栄を賜りたく 謹んでご案内申し上げます
敬白
4月
●陽春の候*
●春暖の候*
●若葉の萌え立つころ
●うららかな季節を迎え
●春光うららかな好季節となり
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様に
お集まりいただき ささやかな披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ご来臨の栄を賜りたく 謹んでご案内申し上げます
敬白
5月
●新緑の候*
●薫風の候*
●立夏の候*
●風薫る今日このごろ
●緑も深い青葉のころとなり
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様に
お集まりいただき ささやかな披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ご来臨の栄を賜りたく 謹んでご案内申し上げます
敬白
6月
●初夏の候*
●向夏の候*
●木々の緑も深みを増して
●日ごとに暑さが増す折
●紫陽花が雨に映えるこの季節
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様に
お集まりいただき ささやかな披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ご来臨の栄を賜りたく 謹んでご案内申し上げます
敬白
7月
●盛夏の候*
●仲夏の候*
●大暑の候*
●日ごとに暑さが増してまいりましたが
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様に
お集まりいただき ささやかな披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ご来臨の栄を賜りたく 謹んでご案内申し上げます
敬白
8月
●季夏の候*
●新涼の候*
●暦の上ではもう秋
●空の色もいつしか秋めき
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様に
お集まりいただき ささやかな披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ご来臨の栄を賜りたく 謹んでご案内申し上げます
敬白
9月
●新秋の候*
●初秋の候*
●新涼の候*
●早秋の候*
●日増しに秋も深まり
●すがすがしい秋晴れが続きますが
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様に
お集まりいただき ささやかな披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ご来臨の栄を賜りたく 謹んでご案内申し上げます
敬白
10月
●清秋の候*
●紅葉の候*
●仲秋の候*
●錦秋の候*
●稲も豊かにみのり
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様に
お集まりいただき ささやかな披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ご来臨の栄を賜りたく 謹んでご案内申し上げます
敬白
11月
●向寒の候*
●深秋の候*
●初霜の候*
●秋も深くなり
●紅葉の美しい季節となりました
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様に
お集まりいただき ささやかな披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ご来臨の栄を賜りたく 謹んでご案内申し上げます
敬白
12月
●初冬の候*
●師走の候*
●季冬の候*
●寒冷の候*
●師走の風が身にしみる今日このごろ
お慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 日ごろお世話になっている皆様に
お集まりいただき ささやかな披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ご来臨の栄を賜りたく 謹んでご案内申し上げます
敬白
まとめ
いかがでしたか?ご紹介したものはあくまで一般的な文例に沿ったものですが、ご紹介したもの以外にも上旬・中旬・下旬などのように細分化したものもあったり、季語を使った書き方などもあります。とはいえ、心を込めて表現することが一番大切なので、あまり難しく考えず、お二人の感性を大切にして招待状のご準備を進めてくださいね★